ブルゾンとは?種類やジャンパーの違い・着こなすためのポイントも

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ブルゾンとは?種類やジャンパーの違い・着こなすためのポイントも

ブルゾンとは?種類やジャンパーの違い・着こなすためのポイントも

学校のクラス・スポーツチーム・ダンスチームなど、チームの結束力を高めるために「お揃いのアウターを購入しよう」と考える人も多くいるでしょう。
アウターとひと口にいっても「ブルゾン」「ジャンパー」などさまざまな種類があり、特徴もそれぞれ異なります。

この記事では、ブルゾンの定義と特徴、おしゃれな着こなしのポイントを紹介します。
ブルゾンについて詳しく知りたい人や、ブルゾンの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

ブルゾンとは、着丈の短いアウターの総称です。
着丈の長さはブランドごとに異なるものの、ベルトが隠れる程度のショート丈が主流となっています。

一説によると、ブルゾンはフランス語の「ブルーズ(blouse)」が語源とされています。
ブルーズとは、18世紀頃のフランスで衣服の汚れを防ぐために着用された「作業着」のことで、ブラウスの原型とも言われています。

1-1.ブルゾンの種類

ブルゾンとひと口にいっても、さまざまな素材・形状・デザインのアウターがあり、種類によって商品価格や着用した際のイメージも異なります。
そのため、ブルゾンを購入する際は各種類の特徴を踏まえた上で、自分にとって望ましいものを選ぶことが大切です。

以下の表では、ブルゾンの中でも人気の高い「レザーブルゾン」「MA-1」「ジージャン」を取り上げ、各種類の特徴を解説します。

レザーブルゾン 生後1年以上の羊革を使用した「シープスキン」や、生後1年未満の羊革である「ラムスキン」などを原料として、製作されるブルゾンです。

重厚感あるデザインが印象的で、コーディネートの主役として活用できます。
一般的に、シープスキンやラムスキンから製作されるブルゾンは、値が張る傾向にあります。
一方で、人工皮革である「フェイクレザー」から製作されるブルゾンは、比較的安価な傾向です。

MA-1 アメリカ空軍の「フライトジャケット」から派生し、ファッションアイテムとして定着したブルゾンです。

身幅・袖がゆとりのあるデザインで設計されているため、ゆったりとした着こなしが可能です。

ジージャン デニム生地を原料として製作されるブルゾンです。
カジュアルな印象が強く、アクティブに動きたい日のアウターにおすすめです。濃紺や黒色のジージャンを選択することで、大人の男女も活用しやすく、洗練された雰囲気のコーディネートを楽しめます。

他にも、ダウンブルゾン・フード付きブルゾン・リバーシブルタイプのブルゾン・ジップアップタイプのブルゾンなど、さまざまな種類が存在します。

1-2.ジャンパーとの違い

ブルゾンと似た服に「ジャンパー」があります。
ジャンパーもブルゾン同様に着丈が短く、秋冬用の防寒着として着用されるアウターです。

ブルゾンとジャンパーは、製作時に重視する要素が異なります。
ブルゾンでは主にデザイン性を、ジャンパーでは機能性を重視して製作します。

ただし、タウンユースに対応するジャンパーなど、デザイン性の高いジャンパーも多くあるため、「ジャンパー=見た目は二の次」とは言い切れません。
また、保温性・伸縮性などに優れた作業着タイプのブルゾンも存在します。

そのため、一般的には、ブルゾンとジャンパーの明確な線引きはできないとされています。

なお、ジャンパーは和製英語です。
アメリカ英語の「jumper」はジャンパードレス・スカートを指し、イギリス英語の「jumper」はセーターやプルオーバーを指します。

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2.ブルゾンの選び方

さまざまな種類のブルゾンから、好みに合う商品を選ぶためには、「カラー」「素材」の二軸で検討することが大切です。

〇カラーで選ぶ

【メンズコーディネート】
「かっこいい」「大人っぽい」といった印象を与えるためには、黒・グレーなどの暗いカラーを選択しましょう。
暗いカラーはブルゾンの定番色に該当し、トレンドに左右されにくい点もメリットです。
また、「柔らかく、カジュアルな印象」を与えたい場合は、明るいカラーのブルゾンがおすすめです。

【レディースコーディネート】
「かわいい」「フェミニン」「ガーリー」といった印象を与えるためには、ピンク・白・オフホワイト・ベージュなどの明るいカラーを選択しましょう。

〇素材で選ぶ

【ナイロン】
ナイロン素材のブルゾンは、カジュアルファッション・スポーティーなファッションに合わせやすく、着回しやすい特徴を持ちます。
ナイロン素材は、滑らかな質感で摩擦が生じにくいことから、高い耐久性を保持する点が魅力です。
ただし、熱には弱く、アイロンの設定温度によっては素材が溶けるリスクがあるため、注意してください。

【レザー】
レザー素材のブルゾンは、他の素材のブルゾンでは実現が難しい「重厚感」を醸しだすことができます。
レザー素材は、風を通しにくいため、冬場のイベントやスポーツ観戦の際にも重宝します。
ただし、使用する革の種類で印象が大きく異なるため、注意が必要です。
大人っぽい身だしなみにしたい場合は、人工皮革ではなく、牛革などのレザーを使用すると良いでしょう。

他にも、中綿やボアを使用したブルゾンなども人気を集めています。
色や素材に着目し、自分好みのブルゾンを購入してください。

3.ブルゾンをおしゃれに着こなすためのポイント

ブルゾンをおしゃれに着こなすためには、ブルゾンだけでなく、一緒に合わせるアイテムや、全体のシルエットも意識することが大切です。

以下のテクニックを参考にし、おしゃれにブルゾンを着こなしましょう。

〇インナーは長すぎないものを選ぶ

ブルゾンの裾からTシャツなどのトップスがはみ出すと、全体のバランスが取りにくくなります。
子どもっぽい印象を与えないためにも、ブルゾンより短い丈のインナーを選択し、バランスのよい着こなしを行いましょう。

〇全体のシルエットを意識する

ブルゾンを取り入れたコーディネートは、「Iライン」もしくは「Yライン」のシルエットを意識すると、バランスよくまとまります。

【Iライン】
ボリューム感を抑えたブルゾンに、スキニーパンツなどを組み合わせ、全体が「I」の字のように見えるシルエット。

【Yライン】
ゆったりとしたサイズ感のブルゾンに細身パンツなどを組み合わせ、「Y」の字のようにまとめるシルエット。

特に、やや大きめのブルゾンを着用する際は、太いサイズのボトムスは避けましょう。
全体的に着ぶくれしたような印象を与えるため、注意が必要です。

インナーの長さを調節し、Iライン・Yラインにまとめ、大人らしい着こなしを行いましょう。

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4.ユニフォームの製作は日本被服工業まで

ユニフォームとして着用するブルゾンを購入したい場合、既製品から探すだけでなく、オリジナルブルゾンを製作することも検討しましょう。
一般的に、既製品からユニフォーム用のブルゾンを探す場合、イメージ通りの商品がなかなか見つからず、労力を要する傾向にあります。

オリジナルブルゾンを製作する際は、「日本被服工業」にぜひご依頼ください。
以下は、オリジナルブルゾンの製作における、日本被服工業の強みです。

①ユニフォームの作成実績が豊富
建築業・飲食業・ホテル業・その他サービス業など、さまざまな業界のユニフォーム製作実績があります。
創業50年以上にわたり、約3,000以上の法人・団体さまにご使用いただいています。
②希望通りのデザインを実現可能
オリジナルブランドロゴのワッペン・刺繍アレンジも可能です。
また、100社以上の仕入れ先を保有しているため、豊富な商品ラインアップから、好みのデザインを見つけられます。

日本被服工業では、電話・お問い合わせフォームより、ブルゾンの製作相談を受け付けています。カタログ請求・サンプル請求も行えるため、ぜひご相談ください。

ブルゾンに関するよくある質問

ブルゾンに関するよくある質問をご紹介します。

ブルゾンの概要や特徴は?

ブルゾンとは、着丈の短いアウターの総称です。
着丈の長さはブランドごとに異なるものの、ベルトが隠れる程度のショート丈が主流となっています。

ブルゾンとひと口にいっても、さまざまな素材・形状・デザインのアウターがあり、種類によって商品価格や着用した際のイメージも異なります。

ブルゾンの選び方は?

ブルゾンを選ぶ際は以下の2つのポイントを意識しましょう。

  • カラーで選ぶ
  • 素材で選ぶ

ブルゾンをおしゃれに着こなすためのポイントは?

ブルゾンをおしゃれに着こなすためには以下のポイントを意識しましょう。

  • インナーは長すぎないものを選ぶ
  • 全体のシルエットを意識する

まとめ

この記事では、ブルゾンの主な種類や、ジャンパーとの違い、ブルゾンをコーディネートに取り入れる際のポイントを解説しました。

ブルゾンは、着丈の短いアウターの総称で、レザーブルゾン・MA-1・ジージャンなどの種類があります。
ブルゾンを購入する際は、素材・カラーによる印象の違いを理解した上で、自分に合うブルゾンを探しましょう。

また、ユニフォームや作業服として着用するブルゾンを探している場合は、ぜひ日本被服工業にご依頼ください。